枚方市長尾・藤坂・津田周辺の歯医者さん/あゆみ歯科クリニック長尾の歯科豆知識
にっこりと笑ったときに白い歯がのぞくと、それだけでもまわりから良い印象を抱かれます。そのためには歯のホワイトニングが役立ちますが、「費用が高くなりそう」「できるだけ早く歯を白くしたい」「時間がかかっても構わないから、効果が高い方法を選びたい」など、ホワイトニングに対する希望は人によって変わります。
そこで今回は、ホワイトニングの仕組みやオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違い、歯科医院の選び方などについてご説明します。希望される方法がありましたら、ぜひ今回の記事をお役立てください。
私たちの歯はもともと白いものですが、食事やたばこなどの生活習慣によって汚れてしまいます。対処法はホワイトニングが登場する前にもありましたが、技術的な限界があることは否めませんでした。
そこで専用の漂白剤を使って歯を白くするホワイトニングが注目されだしたのです。
歯の汚れを取る方法として、「クリーニング」があります。ホワイトニングとよく混同されやすいのですが、ホワイトニングが歯の着色を漂白する治療法であることに対し、クリーニングは着色汚れや歯石、歯垢などを取り除き、歯本来の色と輝きをよみがえらせる治療法のことを意味します。
まずクリーニングで歯の汚れを取り除き、次にホワイトニングで漂白する方法がとられています。
ホワイトニングは基本的に「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」の2種類です。それぞれについて詳しくご説明します。
高濃度の過酸化水素を使い、レーザーで光を照射しながら歯を漂白していきます。ホームホワイトニングでは歯科医院での施術に加えて自宅でのケアが必要になりますが、オフィスホワイトニングでは自宅ケアが必要ありません。
施術後すぐに効果を実感できるうえ、均一でむらのない施術を受けられるとして、仕事や用事で忙しい方に喜ばれています。その反面、もとの色に戻ってしまうペースも早いという難点もあるため、メリットとデメリットを知ってから検討するといいでしょう。
ホームホワイトニングでは過酸化尿素を主成分とする薬剤とマウスピースを使います。薬剤を塗布したマウスピースを、歯の色が安定してくるまで自宅にて装着するという方法です。
オフィスホワイトニングでは施術後1日で効果を実感できますが、ホームホワイトニングでは2週間から1ヶ月かかるとされています。その分、安定性がある自然な仕上がりが期待できます。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、生活背景や不便性を確認してから選ぶことが大事です。
さて、ホワイトニングの治療を受けるにあたって気になるポイントは、やはり費用です。ホワイトニング方法によって大きく変わるので、ここで相場を把握しておきましょう。
オフィスホワイトニングもホームホワイトニングも審美目的の治療であるため、基本的には自由診療の範囲内となります。自由診療である分、治療費もかなり高額になります。
歯科医院によってそれぞれ異なりますが、オフィスホワイトニングは1万5,000円から5万円が相場となります。
ホームホワイトニングでは1万5,000円から3万円の治療費がかかりますが、2週間から1ヶ月前後の治療費となるため、オフィスホワイトニングよりも割安に感じられるかもしれません。ただし時間的な負担を考えると、費用が掛かってもいいからオフィスホワイトニングを選ぶ方も多くなります。
歯を白くしてくれるホワイトニングは確かに便利ですが、時間的・金銭的な負担が大きいことは否めません。後悔しない治療を受けるためにも、歯科医院選びのポイントを知っておきましょう。
ホワイトニングを専門とする歯科医院には豊富な施術経験があり、安定性に優れた仕上がりを期待できます。また、使用する機材や薬剤をまとめて購入しているケースが多いため、費用を抑えて治療を受けられることもあります。
通院前に「ホワイトニング 歯科」「ホワイトニング 審美歯科」などで検索すると、ご希望に合う歯科医院を見つけられます。
ホワイトニングにはそれぞれメリットとデメリットがあります。加えて高額な費用が掛かる治療法であるため、慎重に検討したうえでの治療開始がベストです。インフォームドコンセントを徹底し、しっかりと質問に答えてくれる歯科医院を選びましょう。
ホワイトニングの効果は永遠に持続するものではなく、治療後もアフターフォローが必要になります。初回より治療費を安くしてくれる、またはデンタルグッズを提供してくれるなどのアフターサービスを充実させている歯科医院は、通い続けるうえ心強い存在となります。
ホワイトニングの効果を最大限に実感するには、納得できる治療法が必要です。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの特徴を調べ、納得したうえで治療を受けましょう。こちらの不安解消に努めてくれるような歯科医院選びも、大きなポイントになります。