2023/06/28
みなさんこんにちは。今回は虫歯治療の中で必要なつめ物かぶせ物などの材質についてお話したいと思います。
みなさんは虫歯治療で何かしらのつめ物かぶせ物をされたことはありますか?
虫歯の大きさによっては虫歯を取り除いた後、しっかりと噛む力を回復させるために必要な型どりを行って作るものになります。
つめ物かぶせ物には幾つかの材質に分かれます。
当院でもよく使われる種類を3つご案内させていただいだきます。
◎保険適用の銀歯
一般的に「銀歯」と呼ばれますが銀以外にもいくつかの金属を合わせて作られていて、シルバーアクセサリー同様少しずつ錆びてきます。そして、錆びてしまうと目に見えない隙間ができ、その隙間から虫歯菌や歯周病菌が入ると虫歯の再発の可能性があります。また、金属アレルギーの原因となる場合があり、銀歯が原因で現れる金属アレルギーの症状として手のひらに水ぶくれのようなものができることもあります。
◎セラミック
数種類の中から自分の歯と似た色味を選ぶことができ、見た目も歯に寄せた形にすることができます。金属を一切使用していないので金属アレルギーの心配がなく体に優しい素材です。そして、セラミックはツルツルしているので汚れが付きにくく経年劣化しにくいため虫歯の再発リスクが低いと言われています。
◎ジルコニア
人工ダイヤモンドとも呼ばれていてとても硬く、タイヤで踏んでも割れないため奥歯やブリッジ、インプラントなど強度の必要な歯にも適しています。また、セラミックの場合、白の単色ブロックを使用することが多いのですが、ジルコニアは5層のグラデーションのついたブロックを使用したり歯科技工士さんが色をつける作業を行うこともあり、より色調を近づけやすかったりします。
つめ物・かぶせ物が必要な歯によっても適したものは変わってきます。なので、当院ではつめ物・かぶせ物が必要になった場合にはしっかりと種類のご案内をさせていただいておりますのでお気軽にご相談ください( ¨̮ )