枚方市長尾・藤坂・津田周辺の歯医者さん/あゆみ歯科クリニック長尾のスタッフが日々感じたことなどを綴ります

洗口剤とは？

洗口剤は、口の中を清潔に保つための液体です。歯磨きだけでは取り除けない口内の細菌を洗い流し、口臭の予防や歯肉炎、虫歯のリスクを減らすのに役立ちます。市販されている洗口剤には、さまざまな種類があり、フッ素が含まれているもの、抗菌作用があるもの、口臭予防に特化したものなど、目的に応じて選ぶことができます。

洗口剤の使い方

洗口剤の使い方は非常にシンプルです。基本的には、歯磨きの後に使用し、使い方は以下の通りです。

キャップに洗口剤を適量（製品によって異なりますので、説明書にそって）取ります。
口に含み、30秒から1分程度、口の中でゆっくりと洗口剤を回し、歯や歯茎、舌の表面を液体が触れるようにします。

使用後は、洗口剤を吐き出し、すぐには水で口をすすがないようにしましょう。これにより、洗口剤の成分が口内にしっかりと作用することができます。

洗口剤のメリット

洗口剤を使用すると、メリットがたくさんあります！

口臭予防：口内の細菌が原因で起こる口臭を、洗口剤が殺菌することで予防できます。
歯肉炎の予防：抗菌作用がある洗口剤は、歯肉炎の原因となる細菌の増殖を抑えるのに役立ちます。
虫歯予防：フッ素が含まれている洗口剤は、歯の再石灰化を促進し、虫歯になりにくい歯にします。

注意点

洗口剤は多くのメリットがありますが、以下の点に注意して使用しましょう。

・洗口剤は飲み物ではありません。使用後は必ず吐き出してください。
・小さな子供が使用する場合は、誤って飲み込まないように注意が必要です。
・洗口剤だけで口腔ケアが完了するわけではありません。日々の歯磨きと併用することが大切です。
・洗口剤を適切に使用することで、口腔内の健康を保ち、快適な日常生活を送ることができます。自分に合った洗口剤を見つけ、正しい使い方で口腔ケアの一環として取り入れましょう。

歯科医師：南康彦　監修